Kyoto Brewing Co. - Wholesale
らしからぬ (Against Expectations)
リッチな衝撃!キャラメルやレーズンのような深い味わいが織重なり、フルボディの余韻を楽しむ一杯
生活に、適度な冒険と安心を。そんな思いから、Inkhorn Brewingと2種類のビールを造った。
ひとつは、「やっぱりいいよね」というお決まりの安心感と、安定したクオリティを形にした、突き抜け系ヘイジーIPA「予定調和」。もうひとつは、互いのブルワリーらしさをあえて外し、良い意味で期待を裏切るスタイルに挑んだバーレーワイン「らしからぬ」。
このビールは、2つのバーレーワイン、イングリッシュとアメリカンの解釈の中間を狙ったもの。伝統的なイングリッシュスタイルよりもホップの存在感を持たせつつ、アメリカンスタイルに見られるような重厚で甘やかなモルト構成よりも、飲みやすさを意識し、クリーンで柔らかな設計を目指しました。マリスオッター麦芽をベースに使用し、そこに少量のスペシャルB、ミュニックモルト、ライ麦フレークを組み合わせています。
モルト由来のキャラクターは、ほどよく甘みのあるキャラメルやトフィーを主体に、ダークレーズンやスパイスのニュアンスがほのかに感じられる仕上がりを狙ったブレンドと3時間という長時間に及ぶ煮沸で、深紅色の見た目と、凝縮感のあるモルトフレーバーをしっかり引き出すことができました。
イングリッシュホップをブレンドし、モルトの甘みを支える穏やかでバランスの取れたハーバルな印象を与え、仕上げにはアメリカンホップのCascadeとChinookを加え、軽やかな柑橘のニュアンスを添えています。
ロンドンエール酵母で発酵させ、約1か月にわたるゆっくりとした一次発酵の後、さらに1か月の低温熟成を施すことにより、力強いフレーバーの角が取れ、見事なまとまりを見せました。その結果、9%というしっかりしたアルコール度数にもかかわらず、驚くほど飲みやすいバーレーワインに仕上がり、五感を満たす濃厚で贅沢な味わいが特別感を感じさせる一杯になりました。